消費税 納税義務者等
2014年11月11日
こんにちは!ヨシママです。
前回、消費税の納税義務の免除について触れました。今回はもう少し基本に戻って見ていきましょう。
1.納税義務者の意義
国内取引の納税義務者は個人事業者と法人です。
輸入取引の場合の納税義務者は保税地域から外国貨物を引き取る者となります。
2.納付税額の計算
消費税の納付税額は、課税期間ごとに売上げに対する税額から、仕入れに含まれる税額と保税地域からの引取りに係る税額との合計額を差し引いて計算します。
3.中小事業者の特例
小規模事業者の事務負担を軽減するため、その課税期間に係る基準期間(個人事業者の場合はその年の前々年、事業年度が1年である法人の場合はその 事業年度の前々事業年度)の課税売上高が1,000万円以下の事業者は原則としてその課税期間の納税義務が免除されることになっています。
また、中小事業者の事務負担を軽減するため、実際の仕入れに含まれる税額を計算することなく、売上げに対する税額に一定のみなし仕入率を乗じた金額を仕入れに含まれる税額とみなすことのできる簡易課税制度が設けられています。
簡易課税については、また後日、詳しく触れたいと思います。