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消費税の納税資金について

2015年4月28日

こんにちは、新関です。

 

消費税率が8%に引き上げられてから1年が経過しました。この間に申告を迎えられた方のなかには、納税額の大幅な増額にびっくりされた方もいるようです。税率では5%から8%へと単に3%の引き上げと思われがちですが、前年と取引状況が同じと仮定すると、申告時の納税額では60%増となります。(引き上げ後初年度に関しては、税率8%の期間がどれだけ占めているかにもよりますが。)

 

以前、消費税の任意の中間申告制度についてご紹介させていただきましたが、こちらは事前に税務署への届出、中間申告書の提出といった制約もありますので、あまり活用されていないのが現状です。消費税の納税資金は皆様ご自身で管理していくのが現実的です。

 

消費税率は再来年には10%へ引き上げられます。さらに納税額へのインパクトも大きくなりますので、消費税はあくまで「預り金」だという意識の再確認が必要です。

 

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