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ダイレクト納付を活用しよう!

2017年5月22日

ダイレクト納付のススメ

 

ダイレクト納付は、金融機関に出向かなくても、インターネットの環境があれば、パソコンやスマートフォンからでも国税の納付ができるというものです。

これから、ダイレクト納付の概要、手続きなどをお伝え致します。

 

目次

  1.ダイレクト納付の概要

  2.ダイレクト納付の手続きについて

  3.ダイレクト納付のメリット

  4.最後に

 

 1.ダイレクト納付の概要

 

ダイレクト納付とは、事前に税務署に届出をしておけば、e-Taxを利用して電子申告等又は納付情報登録をした後に、

簡単な操作で、届出をした預貯金口座からの振替により、即時又は指定した期日に納付することができる電子納税の納付手段です。

インターネットの環境があれば、パソコンやスマートフォンで国税(源泉所得税、消費税、法人税、所得税等)の納付が可能ということです。

 

  2.ダイレクト納付の手続きについて  

  

ダイレクト納付の手続きは下記の通りとなります。

 

(1)e-Taxの開始届出書をインターネットで電子送信致します。開始届出書を電子送信した後、利用者識別番号を取得します。

 

(2)ダイレクト納付利用届出書を書面で提出致します。

事前に、ダイレクト納付の引き落としをする金融機関がダイレクト納付利用可能の金融機関なのか確認をすることが必要です。

 

(3)ダイレクト納付利用届出書提出後、e-taxのメッセージボックスには、【ダイレクト納付登録完了通知】が届きます。

この通知で、ダイレクト納付の手続きは、完了となります。

〈注〉この手続きは、2~3週間程度かかりますので、注意しましょう。

 

 3.ダイレクト納付のメリット

 

ダイレクト納付のメリットは、インターネットによる電子納税であることです。

電子納税なので、金融機関、税務署等に直接納付することが無くなります。ダイレクト納付には、下記のメリットがあります。

 

(1)法人税、消費税、所得税、源泉所得税等の電子申告した後、ダイレクト納付のボタンを押すだけで、納付が可能となりますので、とても簡単です。

また、ダイレクト納付は利用手数料等の費用が一切かかりませんし、インターネットバンキングの契約は不要となります。

 

(2)ダイレクト納付は、納付期日を下記のように選択することが可能です。

①即時に納付する方法

②期日を指定して納付する方法

〈注〉国税の納付期限後の納付は、①のみとなります。

 

(3)ダイレクト納付の対象となる国税は、下記となります。

源泉所得税、法人税、地方法人税、消費税及地方消費税、申告所得税、贈与税等です。

 

(4)税理士による国税の納付の手続きを依頼することが可能となります。

 

  4.最後に

 

   ダイレクト納付は、毎月納付する源泉所得税などは、メリットが大きいと思います。

時間の節約、事務の効率化になりますので、検討してはいかがでしょうか?

 

 (投稿者 國分)

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