「税」の語源
2014年4月15日
事務の松澤です。
普段、使用している「税」にどのような意味があるのか調べてみました。
「税」の字を左・右に分けると 禾+兌 だそうです。
左の禾(のぎへん)には穀物の穂先という意味があります。
右の兌というつくりには、「悦」「脱」という文字が源となっています。
文字から「悦」には悦ぶ、「脱」には体から衣類をはぎ取るという意味があるそうです。
そのことから「税」の字源には、
ひとつは「作物の豊作を一緒に悦び合う」
もうひとつは「年間の収穫できた作物の一部をはぎ取る」
という解釈があるようです。
納めた税金が「悦」の使われ方であったか一国民として見とどけようと思いました。
字源から、昔の人も収穫の一部を納めていたのですね。いつ頃から税が始まったのでしょうか。次は税の始まりについてお伝えしていきます。
ちなみに、英語の「Tax」の語源はラテン語の<taxare>(評価する)で、「財産を評価して課税する。」の意味があるそうです。