経営事項審査 ②
こんばんは、五十嵐です
前回に引き続きまして、経審のご説明をしていきます
評点を計算する際に、最もウェイトが高い項目が
完成工事高評点と技術力評点となります
完成工事高評点は、35%から25%にウェイトが変更されました
が評点には大きな影響を与えます
今回は、経営規模に関する完成工事高評点と経営規模評点について
お話しします
①完成工事高評点X1は、直前2年または、3年の平均完成工事高を1,000万円未満から1,000億円以上までの
42にわけけられたテーブルにあてはめて計算されます
例えば、 完成工事高が5億円の場合
25*500,0000÷100,000+793=918 となります ちなみに1000億円以上の場合
つまり満点は。2,309となります
次に経営規模評点についてですが、下記の算式で計算されます
経営規模評点X2 = (自己資本額点数 + 平均利益額点数) / 2
自己資本額点数、平均利益額点数も計算テーブルがありそれぞれにあてはめて
計算されます
自己資本額は、文字どおり純資産額で評価をします
マイナスのの場合は0とみなされます
例えば、自己資本額が1億円の場合
13*100,000÷200,000+650=656
3000億円が満点で、2,114となります
平均利益額は、営業利益と減価償却費の2年平均値です
例えば、自己資本額が1億円の場合
15*100,000÷20,000+666=741
経営規模評点の改善は、何と言っても利益の積み上げです
また、経審では、必要な機器の保有も加点がありますし、平均利益額の計算でも
有利に働きます