厚生年金保険料率の改定
2014年9月26日
こんにちは、新関です。
今日は、先日もブログで取り上げた厚生年金保険料の改定についてです。
今年も、9月分(10月納付分)から厚生年金保険料が改定となります。給与の支払が、末締め翌月10日支払の会社の場合、10月10日の支払から改定になります。厚生年金保険料率は平成29年9月まで毎年改定されることが決まっていますので、今回の改定はいわば既定路線です。
料率でみてみますと、8月分までは17.120%(従業員負担分8.56%)だったのに対し、9月分からは17.474%(従業員負担分8.737%)となります。お給料が200,000円の方の場合、個人負担分で1月あたり354円(年額4,248円)の負担増となります。これは地味に痛いですよね。。
ここ最近、お給料が上昇しないなかで、社会保険料は毎年上がり続けています。消費税も既に上がりましたし、今後も上がる見通しです。少子高齢化の問題もありますので、負担が増えるのはやむを得ないところですが、その財源の使途は明確にしていただきたいものですね。